寒い時に必ず作るネギとサバ缶のとろみ汁

明日は節分。

そして、明後日2月4日は立春

ようやく暦の上だけど、春の兆し。

大寒からこの時期は本当に寒さが厳しい。

新潟県の北部村上も今年は早くから、大雪が降っているらしい。
そこで育った私の子供の頃はもっと今よりも雪が積もった記憶。

小学6年生の時から作っていた私の冬の定番おつゆ。
秋に収穫した長ネギはどこの家にもあり、保存のためにネギを掘った穴に入れ上に土をさっくりかけてむしろを乗せていけてある。それを数本とってきて、泥のついた皮をひと剥き。
色白のネギが出てくる。買い置きのサバ缶もある。
ネギをざくざく切って作るこのおつゆ、とろみ具合であつあつで、サバ缶の旨みたっぷりで温まった。
そんな思い出の味は自分が家庭を持っても寒い時には必ず作った。懐かしい味。
もちろん、これに豆腐や人参、キノコを加えればご馳走おつゆにもなる。
でも、こんな大雪のニュースを聞いた時はこんな素朴なお汁が懐かしい。

(材料)
ネギ2〜3本、サバ缶、生姜 ひとかけ、水5カップ、酒1/2カップ、醤油1/3カップほど、水溶き片栗粉適宜

(作り方)
①生姜は千切り、長ネギは3センチ程のぶつ切り、青みの部分もよく洗って使う。
②サバ缶は缶の中で箸で粗くほぐしておく。
③鍋に生姜、長ネギ、水、酒を入れ中火にかける。
④煮立ったら、サバ缶の汁ごと入れ、塩、醤油で味を整える。濃さはこのみで。
⑤水溶き片栗粉でとろみをつけて一煮立ちする。
⑥具を多くしたかったら、人参、豆腐、キノコなどを③で加える。柚子があったらへぎ柚子にして加えるとさらにご馳走感と色味がアップするし、生臭みが気になる人にもいい。

 

 

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Kyoko-no-migite. …名前の由来 、そして…

Kyoko-no-migite. …このブログを書こうと思ったのは私の気になる料理や普段作る料理を書き留めておくことが記録になると思ったことと、私の作る料理で育った子供達や孫にも懐かしいな。…。と思った時に作れるようにしておきたいと思ったことから。

 

33年前にスピカ・麦の穂を始めた頃から書いていた私のレシピ帳のタイトルは『恭子の右手』だった。

国産小麦と自家培養の天然酵母で焼くパン屋、粉、水、塩、果物から起こして培養した天然酵母パンがメインの商品の中でのちょっとした色物、玉ねぎのピザの具も今日のピザの具も玄米のイカ墨風ピザの調理も私のレシピだった。

それまで、特に料理を習いに行ったこともない私。

昔はレパートリーも少なかったけど、お料理することも食べることの好き。人の喜ぶ顔を見ることも大好き。

そして、子供が小さい時にアトピー性皮膚炎だったことが料理、調味料に興味を持った大きなきっかけになった。

子供にアトピー性皮膚炎があって、痒みが強くて掻きむしってしまったり悩みが色々あったけど、可哀想な子にはしたくなかった。

子どもが他の人から可哀想だね…と言われて、『私は可哀想な子どもなんだ…』というレッテルを貼られて生きていくのは違う。

『身体に合わないものが入ってきたら、反応が出るのは敏感な良い身体!』そう言って子供を育ててきた。

 

だからこそ、国産小麦にこだわって、パンを発酵させる酵母菌もイチヂクや梨、りんごなどから作ったのだった。

そして、パン屋を始めてから、マクロビオティックに出会った。…というか、正食の料理教室をしていた小川みち先生に出会った。35年前のことである。

 

少しづつ、私のレシピ帳『恭子の右手』…つまり私の右手から生まれてくる料理や作るものや思っていることを綴っていこうと思う。

 

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